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α7CとL39マウント超広角 その2
ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical

──2021/11/03──



このような被写体では周辺減光による色づきが目立ちます。ビネット除去によりある程度は改善できますが味ととらえた方が幸せかと ^^;) ただ↑写真の左上の部分でも分かるように周辺は大きな流れはなく意外としっかり写っています。
色収差とかフリンジもやや目立ちますが、RAW現像ソフトで補正できるので特に問題なし。所有している Lightroom、Capture One、Luminar AI の中ではLightroomが一番優秀でした。

2006年発売の初代L39マウントです。サイズは50.5x38.2mm 162gと きわめてコンパクト。このレンズを手放せない理由です。「バッチリ写る」より「小さくてそこそこ写る」の方が性に合っています。初代L39マウントからVMマウントのII、そしてデジタルに対応したIIIへと移行していきますが、サイズも徐々に大きくなり2016年発売のIIIでは64.8×58.4mm 283gとかなり大きくなってしまいました。そして12mmは2019年、IIIを最後に生産終了となりました。

余談ですが、コシナは生産終了の決断が早い。種類が多ければ管理コストもかかるし効率アップのためでしょうが、驚いたのはヘリコイドを持たないHELIAR 40mm F2.8とセットで使う VM-E Close Focus Adapter の終了。レンズはまだ販売しています。他社のヘリコイド付アダプターを使ってねということでしょうか ^^;)



そろそろデジタル対応をレンズだけに任せるのではなくボディ(センサー)もがんばってほしい。
でないとコンパクトなレンズが消えていってしまう。切なるお願いだぁ。


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