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DP Merrill
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DP Merrill グリップ・ストラップ

──2021/02/01──

DP3 Merrill









DP2 Merrill

Merrillはまだ社名ロゴがボディ前面にドドーンと鎮座していますが、2014年発売のQuattroから前面の社名ロゴは消えました。α7Cのページでも書いたけど、そりゃそうだわ。
グリップとストラップは自作。DP2s用に作ったグリップに穴を追加して流用。一応中望遠なのでしっかりしたものを。グリップがないのはスッキリして最高だけど自分で作るのも楽しい。ストラップはハンドに繋ぐことによって斜め掛けに対応します。
52→46mmステップダウンリングにフジツボフード。






このグリップも自作。DP1x用に作ったもの。
やはり1台はスナップシューターを持っていなければということで、DP1xはGRに入れ換えました。

MerrilはDP2sと比べると一回り大きい。
レンズ周りは49mm→46mmステップダウンリングに手持ちの46mmのフジツボフード……じゃ面白くないので、49mm→58mmステップアップリング、58mm→37mmステップダウンリングに超超薄枠タイプのCOKINのフィルターです。
フジツボフード的になって…ないか。





Merrill フード考

──2021/02/11──


DP3 MerrillのフードをPENTAX-DA40mm用のフジツボ(49mm径)にしてみました。エツミ製(46mm径)が開口部37mmに対してこちらは30.5mm、けられなければフード効果は高いはず。でも、カッコわりい。レンズに刻まれたグルグル巻きの溝のせいです。溝は純正フードを装着する以外は丸見え。シグマはこういうレンズが多い、なんとかして。
外付けファインダーは50mm用。手ブレ防止や液晶が見えないときに役に立つ…かもしれないけれど、グリップのためGXRより背が高くなりバッグや、ポシェット、ポーチ等に収まりにくいです。 撤収


DP2 Merrillの方はステップダウンリングを使用しないのでそう違和感はありません。白文字、赤文字が目立つのでなんとかせねば。こちらの外付けファインダーはDP2用の41mm。コンパクトで問題なし。


















文字隠し。こっちの方がシグマっぽい w

グリップ付のDP3 Merrillにはこれか、エツミのフジツボが無難なところかな。52→55mm+55→37mm+COKINフィルター









液晶モニタールーペ

──2021/03/20──



UNのモニタールーペが出てきたので100均のゴムバンドでカメラに固定できるようにしてみたら…





NikonのE5000用に購入したもの。液晶サイズが全く違うのに?
特に取付の算段をしなくてもバリアングル液晶のフレームにピッタリはまったからでしたがゴムバンドを付けたら…
なんと上下左右 DP Merrill の液晶にドンピシャ。
街中でこれを使おうとは思いませんが遮光と拡大ができるので、じっくりピントを合わせるマニュアルフォーカス時には役に立ちそうです。





今までで一番使いやすいデジカメかも
──DP Merrill──


──2021/04/10──

巷の評判と違って? あっ、いや、「写真が撮りやすいデジカメ」が正しい。やれることが少ないから(笑)まごつくことがないので。
露出はPモードでシャッター周りのダイヤルを回してプログラムシフト。そんなことをするぐらいなら最初からAモード、Sモードにするといわれますが前回の設定のままの絞り値やシャッタースピードで写して露出オーバーや、どアンダーにしてしまう。Pモードなら慌ててシャッターを切っても取り敢えずは適正に近い露出が得られます。ダイヤルが1つしかないので確実にプログラムシフトできます。前ダイヤルだっけ、後ろ?なんてことがありません。露出補正は左右ボタン。下ボタンで出てくるフォーカスポイントは9つだけ。移動もへったくれもありません。タッチパネル式は便利ですがとんでもない位置に移動していたのに気がつかずシャッターを切ったり。上ボタンはフォーカスモードの切り換え。マニュアルフォーカスへの変更はこのボタンかシャッターボタン半押しでフォーカスリングを回せば拡大表示してマニュアルフォーカスに切り替わる。上下ボタンには機能の表示があるので絶対に迷わない。秀逸なのはQSボタン。4方向ボタンとダイヤルのコンビネーションが非常によくできているので素早く変更でき、そして迷わない。QSボタンに割り付ける機能は選択できる…まっ、デフォルトで問題なし。早い話、カスタムボタンの必要なし、つまり迷わない。優しいカメラです。高感度に弱い、手ブレ補正がない、電池が持たない、AFスピードが遅い、なんてのはマニュアル露出、マニュアルフォーカスのフィルムカメラと同じで楽しいのです。
フジのレンズには絞り環があるのがいいなんて書いていましたが、あれだって見忘れるんです。老化現象とも言います。5本持っていますがそのうち2本には絞り環がありません。統一しろよなフジ。(27mmは絞り環付にモデルチェンジした。でもフォーカス音とか変わっていないらしい)手ブレ補正があったりなかったり、デジタルテレコンがあったりなかったり、なんのこっちゃ。フィルムシミュレーションにありがたがってたこともありました。まあフィルム名の力かな。センサー周りが微妙に違うので旧機種にはファームアップできないとか、めちゃくちゃ厳格やんか。フィルム名出尽くしちゃったらどうすんの?
いまは迷わないカメラ、優しいカメラが良いカメラだと思うようになりました。もう一度言います。老化現象です。



ただ、こいつだけはこまるんだよなぁ 色かぶり。 クリックで等倍



SIGMA DP3 Merrill




SPPで ホワイトバランス/オート→日陰  フリンジ除去/グリーンの色相範囲と適用量を+1.0 〈なんとか見られるようになった〉
                      ↓






SIGMAのRAWファイルX3Fを開けるソフト
があったのでSPPと比べてみた


──
2021/04/11──

昨年5月、RGB画像をCMYKに変換できるという理由で、Affinity Photo というソフトを購入した。3,060円。月額じゃないですよ、買取価格。中身を見てびっくり、Photoshopなみに高機能です。
他にAffinity Designer、Affinity Publisherというソフトも……ターゲットはわかりますよね。使う機会もなく1年が経過、先日App Storeからアップデートがありまっせという通知。はて何だっけ、こんなソフト買ったっけ?? 新しいカメラに対応とか書いてあったのでα7Cかな、ちょっといろいろ試してみるか…あれっ、X3Fが開ける! し、知らなかった。
作業領域が大きく分けてRAW現像(現像ペルソナ)とレタッチ(写真ペルソナ)に分かれていて、RAW現像を終了させて次の工程に移らなければ書き出しも高度なレタッチもできないのですがRAW現像に必要十分な機能は備わっています。
で、シグマ純正SPPと比べてみました。
Affinity Photoは鮮鋭度をSPPと同じにするためディテールを調整、その他はSPP、Affinity Photoともにデフォルトです。

──写真をクリックすると別ウインドウで等倍が開きます──



Affinity Photo(RAWエンジン:Serif Labs)
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SIGMA DP3 Merrill

■色ムラが酷いです。屋根の左上、右下は青が強く中央部は赤が強い。
これを下の純正SPPのようにするにはマスクをかけて補正するしかないと思われます。
■デフォルトのディテールの調整0%だとピントの甘い絵が出てくるので強めに調整しましたが、屋根下の茂みを拡大して見れば分かるようにキレはSPPに及びません。これ以上の補正は明らかに不自然になります。



SIGMA SPP
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■シャープネスを上げただけではこのような絵にはなりません。元はAffinity Photoと同じRAWデータなのにFoveonの持つ情報をうまく引き出す手立てがあるのでしょうか。素人にはよくわかりません。



Affinity Photo(RAWエンジン:Apple)
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■RAWを読み込むときに「現像アシスタント」でRAWエンジンが選べるのでAppleコア画像RAW(Macのみ)にしてみた。ただし、このエンジンはSIGMAのRAWファイルをサポートしていない。なのに色ムラはこちらの方が少なく補正も簡単そう。ますますワカラン。



結論
SIGMA純正SPPが一番。あたりまえ。
ただねぇ、今回のver6.8.0もMerrillユーザーにとっては変わりばえがしないアップデート。
せめてトリミングと傾き補正、書き出しのサイズ、解像度の指定ができるようにして、SIGMAさん。




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SIGMA DP Merrill


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