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TIARA ix SUPER EBC FUJINON24mm F3.5製作(移植)
Mマウントボディキャップレンズ


───2014/02/17───



MOUNT A12用のボディキャップレンズ…そんなのありません…例によって…
作りました。パンケーキよりさらに薄く、ビスケットレンズ。


LマウントのIndustar50(テッサーを嵌め込んだのと同じもの)をもう一つ購入し、距離リングと絞りを取り除きました。
ストッパーも付けていないので繰り出しすぎるとすっぽ抜けます。


もう少し沈胴しますがフォーカスレバーでストップがかかっています。


テッサーとの比較
レンズバリアがないのでボディキャップサイズレンズとしておきます。


レンズはAPSのTIARA ix SUPER EBC FUJINON24mm F3.5です。完全に壊れたジャンクで315円でした。(チタン外装で当時価格は50,000円)


小さなレンズをいかに水平に、センターに持ってくるかが鍵ですから取り付け小道具を色々探しました。これはインクなどを入れる透明の容器です。切って使いました。


前部分には100均の浸透印をバラしたパーツをねじ込んでいます。


ヘリコイド。かなり繰り出せるのでマクロレンズに。
すっぽ抜ける恐れあり(笑)


固定絞りを付けたいので後部をしっかりしたものに変更。
ホームセンターで見つけた噴霧器かなにかのパーツをカットして使いましたが、これが難しい。無限が出るような、ケラレがないような寸法にしなければなりません。


焦点距離24mmなのでパンフォーカスにはさほど期待はできませんが絞り径は小さくしました。
周辺減光は結構あります。トイレンズとして使うつもりなのでこれでよし。
できあがり。後は撮影しながら片ボケなどの調整が必要。



上の写真でもわかるようにアルミがかなり汚れています。
あまり期待しなかったのですが、これで奇麗になりました。


これだけ磨ければ十分です。
先端のリングは、フォーカスレバーがピント1.5m、赤線が3m、黒丸が無限の距離指標になっています。


その後…
やっぱりキャップかフィルターがなきゃな、ということで作りました。
ちょっと重く、レンズも厚くなりましたがこれで気軽に持ち運びができます。


ストッパー用のねじ穴が3カ所開いていましたが穴位置が三角形になるようにもう一カ所追加しタップを切ります。


このリングにも3カ所穴を開け、右のガラスを挟んでネジ止めします。ねじ穴だらけでかっこ悪いね。でも、無骨なGXRにはお似合い。

これは一体何?
ジャンク籠から拾ってきたコニカの現場監督のレンズプロテクタです。プラだと思ってたけど金属です。エ〜、これ真鍮??



No.28へ続く

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