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LUMIX S9
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テスト撮影

──2025/7/26──

ポチリそうになって思いとどまって、結局ポチッたカメラのテストです。ポチッた後でMacにインストール済みのRAW現像ソフトが対応していないことに気づいた。バージョンアップ(安くはない)しようにもMacの方が対応していない。Mac購入? もうそんなに使わないのになあ。
JPEG撮って出しか、使用中のMacに対応している無料の付属ソフトか?





JPEG撮って出し。広角レンズなので横位置で





無料のRAW現像ソフト 慣れてないので疲れるう。











このカメラ






レンズが太い。LEICA Q3みたい(笑)
フィルター径62mm 勘弁して。


一方…







フィルター径34mm こんなんばっかり使ってきたから。





GRのワイコンに使っていた62→67ステップアップリング+67mmフィルター 節約、節約。





62mmのレンズキャップが使えなくなるので被せ式キャップを自作
グリップも以前テストで作ったもの(薄い指掛かりを作るまでの一時しのぎ) 節約、節約。





この電源ボタンが使いにくい。ONは親指、OFFは人差し指?





底部が不安、特にバッテリーケースの蓋。
強化のためにSmallRigのL型グリップを購入せにゃならんかも。





プラでチープ感が半端ないと言われているみたいですが、原因は塗装かな。所有しているX-M1やLUMIX GX7MKIIもプラだけど気にならない、やっぱり塗装。それでチタンゴールドか…納得。
あと驚いたのはレンズ脱着の感触。えっ、マウント擦ってないか?みたいな。レンズを変えてみても同じだからボディ側ですね。個体差かな。

いろいろ書きましたがパナらしい肩の凝らない使い勝手。AFレンズと言うこともあるでしょうが視力の衰えた人間にはありがたい機種です。(軽いしね)








LUMIX S9 お試し中

Mマウントレンズ

──2025/7/31──

マニュアルでのピント合わせがきつくなってオートフォーカスレンズに頼ろう、ウエストレベルでも撮りたいと(口実です)LUMIX S9をポチリました。箱形以外のカメラは一眼レフもどきのファインダーが邪魔なので選択肢にありません。パンフォーカスや目測で使えるコンパクトな広角のMレンズはSIGMA fpで使うつもりでしたがS9にも装着してみました。これがいろいろ良いのです。fpより少し大きいこともあってデザインはバッチリ。fpに比べたらカラーシェーディングもごくわずかで、fpと同様に白い被写体を撮影して補正する機能もあります。そしてカラーシェーディング補正や手ブレ補正時にレンズ情報を記載でき、これがEXIFに反映されるのです。fpもレンズ情報を登録できますがEXIFには反映されません。(せっかく登録しているのだからEXIFに反映されるのは当然だと思いますけどね)
S9は液晶輝度を+3まで上げれば明るい屋外での見づらさをある程度改善できます。最近はファインダーを使わずに自然体で撮る方が好きです。使い方や何を撮るかによってカメラへの要求は人それぞれですが、全てが満足できるカメラを見つけることは困難でしょう。写りはどのカメラも大差ないと感じる今、プラスティッキー、あれもないこれもないなどと言われても、外せないものはしっかり確保し、値段を下げ、重量を下げ、敷居を下げてくれたパナには感謝です。持つ喜びから撮る喜びへ。





Canon 25mm F3.5








手ブレ補正が搭載されているためマニュアルレンズを装着して電源を入れるとこの画面になります。これはレンズ登録済みのWtulensから違うレンズへ交換した時の画像です。
SONY α7C にはありません ^^)
シャッターボタンに触れればすぐ消え撮影状態に入れます。レンズ交換時の手ブレ補正、カラーシェーディング補正を確実にし、レンズ情報を記録する大切な機能だと思います。



上の画面で「はい」を選ぶとレンズの選択ができます。Lens8にはCOLOR-SKOPAR 35mm F3.5を登録しています。



Canon 25mm F3.5に交換したときのEXIFです。









レンズ名 入力ミスしてますね (汗)



Lens6は、まだレンズ登録をしていません。
135mmは工場出荷時のものです。
下の「DISP.設定変更」をタップしてレンズ登録を行います。



他にメニューからもレンズ情報に進めます。
さらにカラーシェーディング補正時にもレンズ情報を登録できます。

フルサイズだから本来の焦点距離で使えるし、ピント合わせ時に20倍まで拡大できるとかオールドレンズの母艦として所有しているカメラの中で最強です。








LUMIX S9 お試し中

クロップズーム

──2025/8/2──

ズームレンズをほとんど持っていない理由の一つに「大きい」「重い」があります。明るいズームレンズに至っては、もはや「巨大」です。画素数は少なくなりますが、写真を大伸ばしするわけでもないので小さな単焦点レンズのクロップの方がフットワークが良いです。撮影後のトリミングとは違い明るさが同じレンズを交換している(ボケ量は同じですが)気分で写せるところが好きなのですが、パナソニックは本当にズームレンズを使っているようにしてしまったんですね。






極端なレンズ(Wtulens 17mm F16)で極端なクロップズームをしてみました。





Wtulens 17mm F16で53mm相当のクロップ





元画像に対しこれだけのトリミングをしていることになります。






クロップズームをONにした時の画面。
レンズはWtulensなので17mmスタートです。
左右の三角矢印が一般的なステップズームで
17mm(L) 1.0倍、23mm(M) 1.4倍、33mm(S) 2.0倍、53mm(XS) 約3倍の4種類。
上下の三角矢印が焦点距離1mm単位のズーム、▲1回で焦点距離18mm相当になります。そこまでやるか…でも遊び心があって楽しいですね。

EXIFに35mm換算焦点距離(53mm)まできちんと記録されています。





数千円の超広角レンズの周辺をバッサリ切り捨てて標準レンズに。この写真はアスペクト比3:2のXS画像なので1920×1280の約250万画素。大昔のコンデジ並ですが画角の訓練にはなるかもね。



Wtulens 17mm F16で53mm相当のクロップ










LUMIX S9 お試し中

どうやって持ち運ぶ?

──2025/8/4──

バリアングル液晶+縦位置ウエストレベル+オートフォーカスLマウントレンズで撮影するために購入、SIGMA 45mm F2.8 DG DNも入手しました。……なのに、またMマウントレンズを使っています。コンパクトレンズ好き症候群ですが、お試し期間中なのでこれもありです。←ホントか?

三脚穴に自家製のハンドストラップを取り付けた状態で使っています。





レンズはHELIAR 40mm F2.8 Aspherical  底部の円形のものは?







持ち運び……ストラップの先の方が2つに分けてあるのでその間に親指を入れ、底部を上に、レンズを身体側に向けてブラブラ散歩。ローアングル、ノーファインダの時はこのまま中指でシャッターを切ります。その時に使うのが円形のパーツ=水準器です。当然画像は上下逆さま ^^)





ハンドストラップにジョイントパーツが取り付けてあるので縦吊り的な使い方もできます。



逆さ撮りのサンプル



焦点距離40mmのHELIARを絞りF8、距離5m固定で使いました。
RAW現像時に180°回転させています。傾きは補正していません。以下同じ












ほぼ露出をいじっているだけでストレーに近い現像。(パナソニック専用の無料SILKYPIX 8 SE)
LUMIX S9の売りであるLUTも使わずにおかしなことをして遊んでいます。ホントにお試し期間中?








LUMIX S9 お試し中

LUTは使わないかな

──2025/8/9──

専用ボタンを設けたリアルタイムLUTを試してみました。スマホでダウンロード→S9へ転送→撮影画像に当てるという一連の流れです。色味とかを好みのものに手軽に変えられるLUTの適用は便利ですが、LUTはJPEG にしか反映されません。JPEGファイルは撮影後の調整が厳しいことから最適な調整値を決めるには試行錯誤が必要ですし、被写体によっても変わってくると思います。撮影後PC等による調整なしですぐにSNSにアップするユーザーにとっては有効なツールですが、そうでない自分はRAW現像の方を選択しています。darktableのようにRAW現像時にLUTを適用できるソフトならLUTを使うのもありですが。

LUTを適用したJPEG画像とRAW画像 (レンズ:COLOR-SKOPAR 35mm F3.5)




JPEG撮って出し
LUTはFilm Yellow-S です。少し暖色に寄っています。データ的には適正露出のようです。



Panasonic専用のSILKYPIX Developer Studio 8 SEによるRAWストレート現像です。グランドの土の色から分かるようにLUT(Film Yellow-S)は適用されていません。
露出はアンダー気味。


上の画像に補正を掛けていきました。露出を整え、ホワイトバランス微調整で暖色に寄せています。リアルタイムLUTはスピード感が利点、RAW現像は確認しながら調整できるところが利点でしょうか。
というわけで専用ボタンにはリアルタイムLUTではなく、LUT濃度他もろもろの調整ができるフォトスタイルを割り付けホワイトバランスで自分色を作る試みをしています。メニューの歯車マーク→フォトスタイル設定→マイフォトスタイル設定→調整項目の追加→ホワイトバランスONにしてLUTボタンからスタイルを選びAWBから調整→G・M・A・Bの数値を変えて好みの色調にします。LUTもホワイトバランスの調整が反映されるのでLUTはOFFです。
こうして撮影したRAW画像をSILKYPIX Developer Studio 8 SEで編集します。

ホワイトバランス微調整の極端な例 B:9 G:9



COLOR-SKOPAR 35mm F3.5

SILKYPIX Developer Studio 8 SEはパナソニック専用ですが、無料で、しかも我が家の古いmac OS v10.15に対応しています。その他のRAW現像ソフトを使うためには新しくMacを購入せねばなりません。自分には必要十分な機能が備わっており、これでいいかなと思っています。








話変わってS9用の指掛かり
SIGMA fpに付けている重さ4gのシリコン製「指掛かり」が販売終了になっていました。今はL型グリップが主流のようで両面テープで接着するタイプのものはほとんど見あたりません。S9の底部の補強のためL型にしようかとも考えたのですが重量が50g増すのはちょっとキツイ…自分で貼り付けタイプのものを作ることにしました。



随分昔に購入した45mm幅×9mm厚の木材の端切れ


ノミと彫刻刀で荒削り


サンドペーパーで仕上げてから着色できるニスで塗装する。


何とか形になったけれど昔のように上手く作れません。視力が落ちているし、感覚も鈍っているし…    ↓
そんなことからもやっぱりレンズはオートフォーカスだナ と納得
同じ材料で12年前に作ったDP2S用の指掛かり




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LUMIX S9


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