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手ブレ補正


──2025/10/14──



手ブレ補正を搭載していないSIGMA fp などでは、下限シャッター速度を決めISOオートにして使っています。光量が少ない場面ではISOは上がっていきますが何も考えなくて良いので楽です。
では、ボディ内手ブレ補正のLUMIX S9はどうやって使う? 手ブレ補正は被写体ブレには対処できないから同様にISOオートでシャッター速度を稼げばいい、という話も聞きます…でも折角手ブレ補正が搭載されているのだからと、静止している被写体で試してみました。下の写真はISO800、絞り開放3.5で絞り優先モード、結果はシャッター速度1/3.2(0.3125秒)。補正はそれなりに効いています。ISO800は適当なので静止しいている被写体、動きのある被写体に分けて理屈にあった使い方をしなければ……とするとシャッター速度優先モードか。



LUMIX S9+COLOR-SKOPAR 35mm F3.5


焦点距離35mmのレンズなので5段分の補正効果があるとしてシャッター速度は1/4に、絞りは開放、ISOはオートにしてシャッター速度優先モード(Lマウントレンズではないので実質マニュアルモード)で写したのが 下の写真(ピントは帽子)です。 ISOは250になりました。動きのある被写体やレンズの焦点距離に応じてシャッタースピードを変えればいいと思います。絞り効果も勘案すると最終的には、ISOオートのマニュアルモードですね。ちょっと手間だけど。



モードダイヤル=カスタムC3で使っていますがメニューでC3-1、C3-2、C3-3と細分できるのでそれぞれ絞り優先、シャッター速度優先、マニュアルモードに設定しています。LUMIX S9はよく考えられていて痒いところに手が届くのですが、古いものも含めて手元に多くのカメラがあるので「どうだったっけ」と操作にまごつくことが多くなりました。もう何とか整理しなくては、です。




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