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再・SIGMA fp パンケーキレンズ 結論



──2025/5/18──

COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical

COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical + Light lens lab アダプター

マウントアダプターと同色なのでパンケーキには見えません ^^; ブラックだとボディと色が合わないし白いフォントとのコントラストが強すぎるのでシルバーにしました。準広角のパンケーキはこれに決まりです。


Canon 25mm F3.5(L)


Canon 25mm F3.5(L) + Light lens lab アダプター

広角はこちら。上のCOLOR-SKOPAR 35mm F3.5とfpのマウント部からの全長は2mmしか違いませんが重さが102gと162g(共にメーカー純正の極薄フィルター付き実測)と60gの違いがあり、重く感じます。
それにしても所有するレンズの中でF3.5のシェアが高くなっています。今はフィルム時代と違ってISOが変えられるしボケりゃいいってものでもないので、特に困ることもありません。F3.5あたりが安定した絞りでしょうし。


左 COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical   右 右 Canon 25mm F3.5(L)


左 COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical   右 Canon 25mm F3.5(L)

Canon 25mm F3.5(L)は距離指標が胴体部分に刻まれているので見やすく、パンフォーカスで撮影する際も使いやすいです。


左 COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical   右 HELIAR 40mm F2.8 Aspherical


左 COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical   右 HELIAR 40mm F2.8 Aspherical

同じデザインの現代レンズ


COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical +フード


COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical + フード

フードは全長が長くなるから嫌いなんですけどこの外観はヤバイ。絞り環にネジで止める仕様なので絞りカチャ、カチャがずいぶん楽です。




でも




このレンズの母艦、最強なのは コレ





RICOH GXR+MOUNT A12

アダプターなしで取り付けできるMマウントユニット。APS-Cで1200万画素ですが外付けEVFもオプションで用意され、シャッターはフォーカルプレーン式。隣がGR IIIx ですからそのコンパクトさがわかります。重量も fp + Light lens lab + COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 が652gに対して、GXR(マグネシウム合金)では477gと軽量です。また、今まで使用して周辺が色かぶりしたレンジファインダー用のレンズは1本もありませんでした。

GR IIIの残念なところはセンサーが大きくなったからでしょうがレンズまわりが太くなってしまったこと。1/1.7センサーのGR DIGITALの方がデザイン的にバランスが取れ、フィルム時代のGR1sの面影が残っていました。それを思うとGXR + COLOR-SKOPAR 35mm F3.5の方がイメージが近いです。14年前 MOUNT A12ユニットが発売されたときは思いっきり刺さりました。値段にも驚きましたけどね、納得のいく製品でした。他のRICOHユニットも全部揃えましたが、最終的にボディ3台と MOUNT A12 が4つ手元に残っています。GXRバカですね。

このGXR、フルサイズになって戻ってくればいいのに。GR Lens 21mm f3.5(L39) や GR LENS 28mm F2.8(L39) なんてレンズを作ってたんですから。

















準広角で使うならSIGMA fp、標準として使うならRICOH GXRとなりそうです。


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